アラキドン酸は乳児に必要
赤ちゃんのみならず、母体の中でスクスクと育っている胎児にもアラキドン酸は必要です。
でもなぜこれほどまでにアラキドン酸の摂取が求められているのでしょうか。
人間の胎児は、ママの体の中で約10か月暮らします。
昔からよく十月十日と言われていますが、これは意外と正確な日数です。
この十月十日の間に胎児は約3000グラム、身長は約50センチ程度まで成長します。
受精卵の時は顕微鏡でしか確認できないレベルの大きさにも関わらず、凄まじいスピードで成長するのです。
この赤ちゃんの成長の源は、母体から胎盤に移行してくる栄養素です。
中でも神経などのすべてを司る脳の発達は重要です。
外からの声にも反応していう赤ちゃんの脳は、母体にいるときから成長を始めます。
そのため母体から受け取る成分の中でも、「アラキドン酸」が重要なのです。
無事に外へと生まれた後も、3歳あたりまでに赤ちゃんは脳の成長を続けます。
出来る限りこの胎児から3歳までの間に、良質なアラキドン酸を補うべきです。
異常行動なども防げる効果があるとされています。
このように乳児に必須の成分であるアラキドン酸の効果は今後ますます研究が進むでしょう。